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犬にもビタミン

わずか数十年前までは、犬は番犬や狩猟犬がほとんどで、家の中で飼うということは、ひじょうに稀でした。
当然食事もペットフードはなく、人間の残りものがほとんどで寿命も7〜8年、長くても10年がほとんどでした。わずか直近20年程度でペットフードが世に出てきて、バランスがいい食事ができるようになり、犬の寿命も15年前後まで延びています。

これから飼う方も今飼っている方もペットの食事はペットフードが基本であることを忘れないでください。人間にはちょうどいい味でも犬にとっては膨大な砂糖量であったり塩分だったりします。特に人間のスナック菓子などは、添加物が多く含まれており、ペットの病気の原因となります。

あなたの犬のためのビタミン
犬も人間と同じようにビタミンを必要としている。必要量は人間と同じではないけれど、すべての栄養素を必要としていることには変わりはない。米国学術研究会議が出している「犬の栄養所要量」を取り寄せるといいでしょう。
National Research Council's Nutrient Requirment of Dogs
National Academy of Sciences, Washinton, D.C. USA
大人の犬は、毎日4.4gのタンパク質、1.3gの脂肪、0.4gのリノール酸またはアラキドン酸、そして15.4gの炭水化物を摂る必要がある。満一歳未満の子犬はその2倍の量が必要です。
タンパク質は、犬の成長と体の修復のために必要不可欠です。卵、牛肉、豚肉、魚肉、大豆、ミルク、イーストのような生物学的価値の高いものがベスト。卵は必ず加熱して与えてください。生の卵はビタミンH(ビオチン)の吸収を妨げてしまいます。ミルクは犬にはいいけれど、しばしば下痢の原因となることがあるのでヨーグルトの方が望ましい。炭水化物は犬のエネルギー源となるが、食事の50〜60%以上は占めないように勧告されている。最も、濃縮されたエネルギー源である脂肪は、健康な皮膚と毛に不飽和脂肪酸を供給してくれます。脂肪の不足は子犬の成長を遅らせ、荒い毛と皮膚病の原因となります。犬用ドライフードに紅花油かコーンオイルを小さじ一杯加えるといいでしょう。
カルシウムとリンは1.2対1の比率で犬の食餌に含まれるべきです。もし、この比率が正しくないと、親犬同様成長期の子犬も骨に石灰化が起きてしまいます。また、このカルシウムとリンが適切に吸収される為にはビタミンDが十分になくてはいけません。
また、タラの肝油はビタミンDが過剰になるのでよくありません。肉だけの食事もカルシウムとリンの比率が悪く、ビタミンA、D、Eの量も適切ではありませんのでよくありません。

犬の関節炎と異形成
犬は人間と違って自分でビタミンCを作り出します。最近の研究で、犬の関節炎と異形成の治療にビタミンCが効果的であることがわかっています。ビタミンのプログラムを始める前に、獣医師に相談することを薦めます。
以下の1日必要量は中型犬を対象にしていますので、チワワやダックスなどの小型犬はこの半分、レトリバーなどの大型犬はこの2倍必要です。
ビタミンC:500〜1,000mg(アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウム、バッファードCエスターCなどの中性に近いビタミンCにする事。単なるアスコルビン酸は胃をいためる原因となります)
アルファルファ:4〜5錠(炎症を減らす助けになる)
ビタミンE:100〜200IU(67mg〜135mg)
セレン:25〜50mcg(マイクログラム)
グルコサミン:500mg
ショウガエキス(Ev.Ext33):1カプセル

犬の癌予防サプリメント
犬の4匹に一匹(25%)は癌にかかる。10歳以上の犬の50%は癌で死亡します。癌で死ぬことがもっとも少ないのは、健康な免疫システムを維持している犬です。健康な免疫システムを維持して癌を予防するサプリメントは
以下の1日の必要量は中型犬を対象にしていますので、チワワやダックスなどの小型犬は半分、レトリバーなどの大型犬はこの2倍必要です。
ビタミンC:1,000〜2,000mg(アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウム、バッファードCエスターCなどの中性に近いビタミンCにする事。単なるアスコルビン酸は胃をいためる原因となります)
ビタミンE:200IU(135mg)
ベータカロチン:15IU(どんな大きさの犬でも)
セレン:25mcg(マイクログラム)

「健康なペットにするための抗酸化物質」
犬も人間以上でないにしろ抗酸化物質を必要としている。考えてみるとよくわかると思います。犬は身長が低いので、人間よりも床や芝生の化学物質を高濃度で吸い込んでいます。自分でグリーミングする習性も毒に接したり口に入れたりする危険性を高めるし、首輪にはノミ避けの化学物質処理がなされています。散歩中に公園や道路で不健康なスナック菓子を拾い食いすることもあるわけです。

抗酸化物質は以下の通り
1日必要量は中型犬を対象にしていますので、チワワやダックスなどの小型犬はこの半分、レトリバーなどの大型犬はこの2倍必要です。

ビタミンC:
犬は自分の体の中でビタミンCを作ることができるが、病気を予防したり顕著な健康上の恩恵を得るのに十分な量ではありません。ペットにこの強力な抗酸化物質を与えることで、癌を予防し、免疫システムをあと押しし、傷の治りを早め、アレルギーを軽減し、膀胱炎を予防・治療する助けができます。また、ビタミンCは正常な骨の形成に重要であり、心臓病を予防する助けとなる。
1日必要量はビタミンC:500〜1000mg(アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウム、バッファードCエスターCなどの中性に近いビタミンCにする事。単なるアスコルビン酸は胃をいためる原因となります)

ビタミンA:
活性酸素から守り、免疫力を高め、成長を促進し、皮膚を健康にして毛並みをよくし、視力をよくし、膀胱、呼吸器、その他の感染を予防する助けとなる。人間と違い犬にはビタミンAの耐性があります。ビタミンAは進行性網膜萎縮症のような遺伝性の目の病気や、多くの皮膚トラブルを予防する助けとなります。犬がビタミンAを欠乏させているかどうかを調べるには、毛を1本抜いてみてください。粘りつく感じの毛で、ねばねばする物質が毛の根元についていたら犬はもっとビタミンAを必要としています。
1日の必要量はビタミンA:15IU(どんな大きさの犬でも)

ビタミンE:
この抗酸化物質は、免疫システムに強い影響力を持っており、犬を環境汚染物質と毒素から守る。ストレス下にある犬は心臓病のリスクが高いので、 ビタミンEのサプリメントが大きな助けになるはずです。
1日の必要量はビタミンE:100〜400IU(67mg〜270mg)

セレン:
セレンはビタミンEといっしょに働いて、犬の免疫システムをあと押しし、心臓病と癌の予防の助けをする。また、ヨウ素と一緒に働いて甲状腺が正常に機能するのを助ける。ほとんどのペットフードや魚、肉、内臓肉、卵、鶏肉にはに含まれているので不足することはありません。
1日の必要量は25mcg(マイクログラム)

亜鉛:
この重要なミネラルは、適量のカルシウム、リン、ビタミンAが存在しているとベストの働きをします。多種類の酵素の産出に不可欠。免疫システムを支え、傷の治りをよくし、体が毒素を排出するのを助け、体を癌から守り、犬の健康な毛、皮膚、爪を保つのに必要。すべての肉、レバー、ビール酵母、豆などから亜鉛を摂っている。もし、ペットフードが大豆中心なら不足している可能性があります。
1日の必要量は亜鉛10〜30mg

*ビール酵母でノミ退治
ビール酵母(市販のものでよい)をドッグフードに混ぜてやると、ノミの予防になります。犬がビール酵母を食べたあとに出す体臭や息の臭いをノミはひどく嫌うのでノミはいなくなります。